自分自身の部屋 パート1

Color in Black, 2020, tempera and oil on jute, 120 x 100 cm © Leiko Ikemura, VG Bild-Kunst Bonn 2021.

オープニング:2021年11月25日(木)、午後3時~9時

「でも、こう言うかもしれませんね、女性とフィクションについて話してほしいとお願いしたのに、それが自分自身の部屋となんの関係があるのかって。説明しますね。女性とフィクションについて話してほしいと言われたとき、私は川のほとりに座って、この言葉の意味は一体なんだろうと考え始めました...」。―ヴァージニア・ウルフ「自分自身の部屋」(1929年)より

ヴァージニア・ウルフによる短い序文に導かれ、わたしたちは創造、沈黙、そしてもちろん芸術のための空間について普遍的な議論を始めます。本展では、芸術作品が挑む美やテーマを語るものとして「自分自身の部屋」を取り上げています。アイデアが形になり、想像力が現実になる部屋です。ヴァージニア・ウルフが文学や芸術の世界で切望していたこの部屋を感じ取ることが緊急に必要とされています。今回の展覧会でギャラリー・リューディガー・シェトルが多種多様な優れた女性アーティストの作品を紹介できることを光栄に思います。
 
出展作家:Helene Appel, Candida Höfer, イケムラレイコ, Goshka Macuga, Judy Rifka, Kiki Smith, Susan Weil, Marthe Wéry.


出典:ギャラリーニュースレター、Galerie Rüdiger Schöttle

 

Galerie Rüdiger Schöttle(ギャラリー・リューディガー・シェトル)
Amalienstrasse 41
80799 München
T +49 89 333 686

火曜日~金曜日:午前11時~午後6時
土曜日:正午~午後4時