現代アートの精髄[利岡コレクション]と、アジアの若手彫刻家の真剣勝負[大分アジア彫刻展]との出会い。
製薬会社の研究開発職に従事していた利岡誠夫氏は、1980年代後半、南米やオセアニアの部族芸術に興味をもつようになり、その収集に着手。関心は現代アートへと移り、各地のギャラリーを訪ね、ベテランから若手アーティストまで内外の幅広い作品を精力的に収集してきました。
大分県は、平成25年度に利岡氏よりコレクションの寄贈を受け、今後は県立美術館において幅広く活用してまいります。
アジア彫刻界に新風を吹き込む新進作家の発掘と育成を目的に、平成4年より豊後大野市朝倉文夫記念館を会場として開催されてきた大分アジア彫刻展。
現代アートの精髄利岡コレクションと、アジアの若手彫刻家の真剣勝負の舞台「大分アジア彫刻展」を出会わせることで、既存の枠組みにとらわれず果敢に新しい表現に挑み続けるアーティストたちの「多彩な今」に迫ります。
出展作家・利岡コレクションより:青木野枝、青木陵子、赤松玉女、秋岡美帆、浅野弥衛、安齋重男、安部典子、五十嵐彰雄、イケムラレイコ、居城純子、稲葉貴志、伊庭靖子、岩城直美、岩澤有徑、瓜生祐子、遠藤利克、大谷有花、岡上淑子、小川健一、小川信治、小河朋司、小川百合、押江千衣子、樫木知子、河口龍夫、菊畑茂久馬、北尾博史、北野謙、北野吉彦、イミ・クネーベル、久保田昌孝、倉重光則、栗本夏樹、桑山忠明、合田佐和子、児嶋サコ、児玉靖枝、近藤正勝、坂井淑恵、佐々木愛、椎原保、設楽知昭、篠原有司男、シンディ・シャーマン、庄司達、フランシス・ショルツ、アラン・ジョンストン、スージー甘金、杉山健司、須田真弘、鷲見和紀郎、高橋信行、高橋将貴、辰野登恵子、太郎千恵蔵、多和田有希、土谷武、寺田就子、内藤礼、中西夏之、中山ダイスケ、奈良美智、名和晃平、西村陽平、野田裕示、蓜島伸彦、ジュリオ・パオリーニ、英ゆう、ダニエル・ビュラン、ひらいゆう、平松伸之、廣江友和、ホリー・ファレル、福井篤、藤本由紀夫、カタリーナ・フリッチェ、エリザベス・ペイトン、松谷武判、丸山直文、三島喜美代、宮﨑豊治、村岡三郎、村瀬恭子、森口ゆたか、森村泰昌、安喜万佐子、山田正亮、横溝秀実、四谷シモン
出展作家・大分アジア彫刻展入賞作品:浅野徳三、宮永甲太郎、サバコ、澤田志功、大井秀規、ロナルド・ヴェンチュラ、ピラニ・モヨ、福長香織、佐藤百合子、森貴也、佐々木昌夫、チャチャワン・アムソムキッド、長田堅二郎、ナルディ、張強、サニル・ビンダーニ、佐藤一明、金村孝之
大分県立美術館
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