イン・ビトウィーン ― 現代美術コレクションの中間展示

Exhibition view at Museum zu Allerheiligen, Schaffhausen 2023. Usagi Greeting, 2002/2018, patinated bronze © Leiko Ikemura and VG Bild-Kunst Bonn, 2023. Photo: Dominik Zietlow.

美術部門の常設展示では、15世紀から現代までの絵画、彫刻、彫像を紹介しており、トビアス・シュティマー、ルーカス・クラナッハ(父)、アレクサンダー・トリッペル、あるいはフェルディナント・ホドラーやオットー・ディックスといった著名な芸術家の作品が含まれます。

美術部門の新しい展示では、当館が所蔵する豊かな宝の山から見どころとなる作品をご覧いただけます。展示はマリアの生涯を描いた作品やルネサンス期の肖像画から始まり、そのなかにはトビアス・シュティマー、バルテル・ベーハム、ルーカス・クラナッハなどの絵画が含まれます。18世紀の作品としてはシャフハウゼン生まれの芸術家アレクサンダー・トリッペルの彫刻作品が印象的なものとして挙げられます。クーノ・アミエット、フェルディナント・ホドラー、フェリックス・ヴァロットンらの作品からは、1900年前後とそれ以降にスイスで起こった国際的モダニズムの潮流が見てとれます。1933年から1945年までの「国内移民」の時代に描かれたオットー・ディックスの風景画群は、当館の美術コレクションにおける古典的モダニズムのもう一つの見どころとなっています。

イン・ビトウィーン|現代美術コレクションの中間展示

シャフハウゼン美術協会創立175周年記念展が晩秋に開催予定ですが、それまでの期間、シュトゥルツェネッガー財団が所蔵する作品の一部を現代アートコレクションの展示室で展示します。各アーティストが展示室ひとつを用いて展示を行います。

出展作家:ドナート・アムシュトゥッツ、マーヤ・ブリンゴルフ、マルティン・ディスラー、イケムラレイコ、アンナイク・ルー・ピットラウド、エスター・ヴォンブロン

出典:アラーハイリゲン美術館

参照:イケムラレイコ アラーハイリゲン美術館での常設展示


 

Museum zu Allerheiligen(アラーハイリゲン美術館)
Klosterstrasse 16
8200 Schaffhausen
Switzerland

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