イケムラレイコ個展
イケムラレイコのリッソン・ストリートでの展示は、ロサンゼルスのリッソン・ギャラリーとウィーンのアルベルティーナ美術館での大規模な展覧会と時期を同じくして開催されます。ロンドンのリッソン・ギャラリーが掲げる今シーズンのテーマである「ランドスコープ」――多様な視点やレンズを通して自然界にアーティスティックに応答する――に沿って、イケムラは彫刻、絵画、紙作品、詩などを通じて、夜の庭園「El Jardín Nocturno」を提示します。
1階の庭園へと足を踏み入れれば、そこには緑の石がうねるように置かれ、3つの彫刻が佇んでいます。中央には迫力のある「ロケット・ガール」(2024年)が威嚇するようにしゃがみこみ、混沌とした破壊的な力を象徴しています。それと同時に守護する善の存在として、角に置かれた猫のような姿の「ミコ」と「ミコリーナ」の2体の彫像を見守ってもいます。性別や種族のはざまに存在するこれら3体のブロンズ像は、まるで大地から湧き出てきたかのようであり、地球の原始的なエネルギーが作り出した彫刻のように見えます。そのかたわらにある「Nightscape」(2024年)では、そこに描かれた漆黒の湖底から先史時代の雰囲気が湧き上がっています。一方、2階では、薄明かりの庭園が明るい昼間となり、バラ色のキャンバス群とジェスチャーに満ちた筆跡の画面はそこに咲き誇るピンクの花々のようです。すべてが融合して魔法のような光に満ちた風景をつくりだし、そこに日本語でつづられたイケムラによる俳句の連作が点在しています。
開館日時:
火曜~土曜、午前11時~午後6時
出典:リッソン・ギャラリー、プレスリリース
Lisson Gallery(リッソン・ギャラリー)
67 Lisson Street
London, NW1 5DA
United Kingdom
tel. +44 (0)20 7724 2739
contact@lissongallery.com
https://www.lissongallery.com/