MOMATコレクション

Tree Love True Love, 2007, pastel on paper, 40.5 x 29.5 cm each © Leiko Ikemura and VG Bildkunst, 2022 / Photo: Kioku Keizo, MOMAT, 2011.

MOMATコレクションにようこそ!今年も、千鳥ヶ淵の桜が美しい季節を迎えます。これにあわせて、3階10室では重要文化財の川合玉堂《行く春》をはじめ、桜を描いた名作が、みなさんをお迎えします。

そのほか、3階7室と8室では、「白い漫画、黒い漫画」と題して、1950年代から60年代にかけての絵画と漫画との関係に焦点をあてます。ときに社会を風刺し、ときに大衆文化を表すために、画家たちがみせた漫画へのさまざまなアプローチをご紹介します。

2階のギャラリー4では、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」を開催します。当館では昨年、ボナールの《プロヴァンス風景》(1932年)を新たに収蔵しました。輝かしい色彩に満ちたこの作品を日本で初めて公開するとともに、ボナールと日本の近現代美術との関係をいくつかの切り口から紹介します。

今期も盛りだくさんのMOMATコレクション。どうぞごゆっくりお楽しみください。

 

出展作家:赤城泰舒、浅井忠、浅見貴子、跡見玉枝、阿部展也(芳文)、ジャン(ハンス)・アルプ、アルマンド、池田蕉園、池田龍雄、イケムラレイコ、石井茂雄、泉茂、伊東深水、井上長三郎、岩淵重哉、梅原龍三郎、大沢鉦一郎、大沢昌助、岡本信治郎、岡本太郎、小山田二郎、桂川寛、鎌倉芳太郎、川合玉堂、川崎小虎、川端龍子、河原温、ミリアム・カーン、菊池契月、菊池芳文、岸田劉生、木村雨山、木村賢太郎、木村荘八、エミコ・サワラギ・ギルバート、草光信成、国吉康雄、栗田紘一郎、パウル・クレー、黒田清輝、河野通勢、古賀春江、小島信明、小林徳三郎、小堀安雄、郷津雅夫、アントニー・ゴームリー、 齋藤さだむ、斉藤典彦、佐藤忠良、椎原治、十三代今泉今右衛門(善詔) 、菅原健彦、ラルフ・スタイナー、須田国太郎、W.ユージン・スミス、清宮質文、関根正二、高島北海、高村光太郎、多田美波、土田麦僊、椿貞雄、鶴岡政男、ジャン・デュビュッフェ、利根山光人、堂本右美、中村彝、中村宏、奈良原一高、イサム・ノグチ、野田英夫、浜田知明、原田直次郎、速水御舟、馬場檮男、稗田一穂、日高理恵子、福沢一郎、福田豊四郎、藤沼昇、舟越桂、フランシス・ベーコン、マックス・ペヒシュタイン、前田寛治、前田常作、正木隆、松江泰治、松田権六、松林桂月、松本竣介、間所紗織、マリノ・マリーニ、丸山直文、アンリ・ミショー、三瀬夏之介、宮脇晴、村上早、森村惟一、安井曽太郎、安井仲治、安田靫彦、柳原義達、山川秀峰、山口蓬春、山下菊二、矢柳剛、横山大観、吉岡堅二、萬鉄五郎、マルクス・リュペルツ、ソル・ルウィット、アンリ・ルソー、若林奮、和田三造

 

出典:MOMATコレクションの見どころ展覧会について

 

東京国立近代美術館

〒102-8322
千代田区北の丸公園3-1
050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)

www.momat.go.jp/am/