MOMATコレクション(同時開催:美術館の春まつり)

Reclining Girl, 1997, Oil on jute,100 x 120 cm, © Leiko Ikemura and VG-Bildkunst, Collection of the National Museum of Modern Art, Tokyo.

MOMATコレクションにようこそ!

当館コレクション展の特徴を簡単にご紹介しておきましょう。まずはその規模。1952年の開館以来の活動を通じて収集してきた13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展です。そして、それぞれ小さなテーマが立てられた全12室のつながりによって、19世紀末から今日に至る日本の近現代美術の流れをたどることができる国内随一の展示です。

今期の見どころをご紹介します。4階の1~4室では、1階で開催中の「重要文化財の秘密」展にからめ、重要文化財ではない作品によって重要文化財を照らし出す企画を展開しています。また4階5室ではパウル・クレーの新収蔵品をお披露目し、3階10室では毎年恒例の「美術館の春まつり」を開催しています。

昨年12月に開館70周年を迎え、次の10年を歩み始めた今期、過去の振り返りと将来の展望とを随所に盛り込んだコレクション展になっています。どうぞゆっくりお楽しみください。

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1-5室 1880s-1940s 明治の中ごろから昭和のはじめまで

6-8室 1940s-1960s 昭和のはじめから中ごろまで

9室 写真・映像

10室 日本画

建物を思う部屋

11-12室 1970s-2010s 昭和の終わりから今日まで

ギャラリー4

※イケムラレイコの作品は8室(マスターズ)と11室(更新されるModern)でご覧いただけます。

 

出展作家:エレン・アウアーバッハ、青木繁、青木野枝、靉光、麻生三郎、跡見玉枝、荒川修作、イケムラレイコ、ヨハネス・イッテン、今村紫紅、上村松園、内田巌、梅原龍三郎、瑛九、太田聴雨、岡﨑乾二郎、岡本太郎、小川原脩、ジョージア・オキーフ、荻原守衛、小倉遊亀、甲斐仁代、香月泰男、片岡球子、加藤泉、兼子裕代、加山又造、川口軌外、河口龍夫、ワシリー・カンディンスキー、桂ゆき(ユキ子)、菊池芳文、岸田劉生、北代省三、北脇昇、木下晋、木村賢太郎、草間彌生、工藤哲巳、熊谷守一、パウル・クレー、小出楢重、古賀春江、児玉靖枝、アントニー・ゴームリー、斎藤義重、坂本繁二郎、佐藤玄々(朝山)、里見勝蔵、下村観山、新海竹太郎、杉浦非水、杉戸洋、鈴木主子、シュシ・スライマン、関根正二、ポール・セザンヌ、鷹野隆大、高松次郎、高村光太郎、髙柳恵里、多田美波、辰野登恵子、千葉正也、土谷武、鶴田吾郎、戸張孤雁、冨井大裕、ロベール・ドローネー、仲田定之助、中村彝、奈良原一高、イサム・ノグチ、イレーネ・バイヤー、東山魁夷、平福百穂、福沢一郎、藤島武二、船田玉樹、古沢岩美、バーバラ・ヘップワース、ピエール・ボナール、松本竣介、間所(芥川)紗織、マリノ・マリーニ、丸木俊(赤松俊子)、三岸好太郎、三岸節子、三輪美津子、村岡三郎、村山知義、ルチア・モホイ、森田曠平、安田靫彦、矢部友衛、山口勝弘、山城知佳子、山田正亮、陽咸二、萬鉄五郎、ソル・ルウィット、オーギュスト・ロダン、若林奮

出品作品リスト(PDF)

 

出典:MOMATコレクション 見どころ展覧会について

 

東京国立近代美術館
〒102-8322
千代田区北の丸公園3-1

050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)
www.momat.go.jp/am/