タッチミー ― ミーティネンコレクションのヌード作品

Group exhibition "TOUCH ME: Nudes from the Miettinen Collection", 2022.

新型コロナを経験した過去2年間で明らかになったのは、ある社会に物理的・社会的なことがらが乏しくなればなるほど、メディアや視覚的な文化におけるイメージであっても、人体の存在感が増すということでした。しかし、芸術としてつくられたヌードを展示するならば、それが「自然」なものではなく、複雑なプロセスの産物であることを意識しておかなければなりません。身体とは何か、どのように見えるものなのか、どのように見えれば許されるのか――人々がいつも話し合ってきたことです。政治ごとになる裸の身体、しかしそれはどこまで正確なのでしょうか?誰が誰を見ているのでしょう?自分を見せるということは解放なのか、それとも強制や期待なのでしょうか?ある時ある場所で支配的なボディ・イメージはどれなのでしょう? 展示作品が持つ多様性と深さで、ミーティネン・コレクションはアートスペース・ポツダムで開催される展覧会「TOUCH ME」において、その答えを提示することができるでしょう。さまざまな時代から出展される100点以上の作品、そして理想、自己決定権、セクシュアリティといった文脈におけるヌードについてご覧いただけます。

ヌードは隠したり、ぼかしたりするもの。明らかにしたり、惹きつけたり、反発したりするもの。ヌードは最も古い芸術ジャンルであり、最も謎めいたものでもあります。今日に至るまで、高尚な芸術とポルノグラフィーのあいだに横たわる深い溝を越えて、もろく弱いつながりが構築されています。このような作品はエロティックなインスピレーションの源泉であると同時に芸術作品でもあるのです。

「TOUCH ME」展が見せようとしているのはまさにこの綱渡りのようなものです。取り扱われる観点は多岐にわたり、理想、自己決定、そして同性愛でさえ、ヌードが属する文脈で取り扱われるポイントのほんの少数なのです。

出展作品の一部はミーティネン・コレクションに含まれます。

ボリス・ポファラによるテキストに基づきます。

 

オープニング:2022年2月12日(土)14時~18時

 

参加アーティスト:Patrick Angus, Alexander Basil, Katherine Bernhardt, Willi Baumeister, Amoako Boafo, Elina Brotherus, Sophie Calle, Miriam Cahn, William N. Copley, Rainer Fetting, Tom of Finland, Oskar Gutheil, David Hockney, Paul Hutchinson, Jürgen Klauke, Ville Kylätasku, イケムラレイコ, Brandon Lipchik, Markus Lüpertz, Danica Lundy, Hans-Jörg Mayer, Bjarne Melgaard, Kirsi Mikkola, Athena Papadopoulos, A.R. Penck, Raymond Pettibon, Francis Picabia, Pablo Picasso, Aurora Reinhardt, Janne Räisänen, Jyrki Riekki, Thomas Ruff, Pola Sieverding, Henning Strassburger, Iiu Susiraja, Mari Sunna, Barthélémy Togou, Grace Weaver, David Wojnarowicz, Sonja Yakovleva

 

出典:アートスペース・ポツダム, ヴァッハハウス

 

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