Artists: Joseph Beuys, Cem Bora, Eva Bullermann, Conrad, Goekhan Erdogan, Frieder Falk, Christiane Feser, Firma Releaf Paper, Forschungsteam: Felicitas von Usslar, Alexander Helmbrecht, Weixuan Wang, Joāo Freitas, Sheila Furlan, Solveig Gubser, Anna Handick, Laura Hills, Katharina Hinsberg, Leiko Ikemura, Kempkens, Fee Kleiß, Ute Krautkremer, Leonie Mertes, Nicholas Plunkett, Anri Sala, Ines Schaikowski, Fiene Scharp, Karolin Schwab, Joy Schoeller, Esther Stögerer & Jannis, Katja Strunz, Jessica Maria Toliver, Rosemarie Trockel, Leonie Tschernich, Jorinde Voigt
ハウス・デス・パピアースは「TRANSFORMATION PAPIER(変容する紙)」展を開催し、本館独自のレジデンス・プログラムである「Paper Residency! 2024」の成果を紹介します。
8回目となる本展では、レジデンス参加者であるKarolin Schwab、Katja Strunz、João Freitas、Conradによる新作のほか、以前のレジデンス参加アーティストによる作品、そして常設コレクションからの作品とワイルドカードである作品3点が一堂に会します。この展覧会は特別展(Sonderschau)という新しいコンセプトでより豊かなものとなる予定で、今後、美術館の別のエリアで、テーマに沿った特別展が開催されます。
今回初めて、レジデンス参加者は、ハーネミューレの紙だけでなく、シュミンケ社の製品も使って、素材としての紙を実験的に探求する機会を得ることができました。
課題への取り組み方には様々なアプローチが見られました。ベルリンでのレジデンス参加者であるKarolin Schwab、Katja Strunz、Joāo Freitasはプリントを用いる体験と可能性を活かして、プリントと手作業での色づけを結びつけました。Conradはミュンヘンのレジデンスで、水、紙、色、体重を組み合わせるという非常に物理的な方法を追究しました。
破り、型押しをし、切り、折る・・・その驚くべき成果は、2025年6月8日までハウス・デス・パピアースでご覧いただけます。
「Paper Residency!」は2018年から開催されており、ドマージュ、ハーネミューレ、キャノン・ドイツ、シュミンケが素材やアトリエ奨学金へのスポンサーとなっています。 年に一度、ベルリン、ミュンヘン、そして現在はレーニンでも、アーティストに紙を素材として集中的に制作する機会を提供しています。そこで制作された作品の一部は当館に収蔵されます。
ハウス・デス・パピアースは今年、ベルリン全体を使った展覧会コンセプト「ペーパー・フューチャー・ラボ」で実験的なオブジェを展示しましたが、それらをセレクトした作品を最初の特別展(Sonderschau)に集めて展示します。アート、科学、研究、生産など多様な分野が、持続可能性という抽象的な概念を可視化・具体化するというアイデアで結ばれており、フレッシュな脈動を届けてくれるでしょう。
展覧会はハウス・デス・パピアースで2024年12月13日から2025年6月8日まで開催します。開館曜日と時間は金曜日から日曜日の午前10時から午後5時までです。チケットは8.50ユーロ、割引チケットは6ユーロです。
出典:ハウス・デス・パピアース、プレスリリース(英語)、プレスリリース(ドイツ語)
Haus des Papiers
Seydelstraße 30 (Ecke Elisabeth-Mara-Straße)
10117 Berlin
https://www.hausdespapiers.com/